睡眠の質を高めるためには、どんなマットレスが良いの?
反発性が高くて、寝返りがしやすいこと
人は寝ている間に20回以上の寝返りをすると言われています。起きているときに寝返りを打ってみると分かりますが、思ったよりも体全体を使った動きになります。寝返りが打ちにくいマットレスの場合、寝返りを打つ際に体を必要以上に動かさなければいけないため、眠りが浅くなってしまったり、途中で起きてしまったりし、良質な睡眠を取ることができなくなります。寝返りの打ちやすいマットレスで寝ることで、スムーズな寝返りをおこない、熟睡につなげましょう。
寝返りが打ちやすいマットレスは反発性が高く、沈み込みすぎないマットレスです。反発性が高いと寝返りをする際にサポートしてくれますので、反発性の高いマットレスを選びましょう。また、沈み込みが深いと寝返りを打つ際に膝を上げて腰を浮かせる必要が出て、体の動きが大きくなり、途中で起きてしまう可能性が高くなりますので、あまり沈まないマットレスがおすすめです。
耐久性が高く、ヘタりにくいこと
マットレスは1日の3分の1、約8時間前後の時間を人の体を支えています。椅子やクッションなどで「ヘタってきた」なと感じる時があるかもしれませんが、マットレスも使っているとヘタってきます。ヘタってしまったマットレスで寝ると、理想の寝姿勢をキープできなくなり睡眠の質が落ちてしまいます。マットレスの耐久性は一般的には1万円で1年程度になっています。そのため3万円のマットレスは3年程度、10万円のマットレスは10年程度使える傾向にあります。安いという理由だけで買ってしまうと変えって高く付く可能性もあるので、素材にこだっていて、耐久性が高くへたりにくいマットレスを選びましょう。
自分にあったマットレスを探そう
寝返りがしやすくて、耐久性が高いことは「良いマットレス」に必要な条件ですが、それ以外の硬さや寝心地は個人の体型や好みに左右されます。またマットレスは30日ほど寝てみないと本当に自分の身体にあっているかはわからないと言われています。硬めが好き、柔らかめが好き。とか、コイルマットレスのバネ感が苦手。包みこまれるような寝心地が好き。などなんとなくの好みはあると思いますので、好みにあっていそうで無料お試し期間のあるマットレスを使って自身の体に合うものがどうかを確認しましょう。
マットレスの選び方
硬さ
体重が重い人が硬め、軽い人が柔らかめ。といった記事が時々ありますが、正確に言うと、体の形によって変わります。肩幅が広かったり、腰の反りが深かったり、背中からお尻へのカーブが大きかったり、骨格がはっきりしているタイプの方は柔らかめ。肩幅が小さい、腰の反りが浅いなど、比較的華奢であったりフラットな骨格の方は硬めがおすすめです。
自分の体格や骨格がどういう傾向にあるかわからず難しいという方は、体重が重い人が硬め、軽い人が柔らかめ。で選んでいただくと良いと思います。
また、迷った場合には硬めのマットレスを選んでください。硬めのマットレスであれば上にトッパーと言われる追加のマットを引けば柔らかくできますが、柔らかいものを硬くするのは難しいので、迷った場合は硬めのマットレスを選びましょう。
反発性
最初にも記載しましたが、反発性は高反発なものを選びましょう。低反発素材のマットレスは沈み込みが良く包みこまれるような寝心地があり一時期人気になっていました。確かに、寝心地だけで考えれば低反発素材のものは気持ちよくて良いのですが、睡眠の質の観点で言えば寝返りがしやすいことが重要になります。寝返りの際にしっかりサポートしてくれる、高反発のマットレスを選びましょう。
素材
ポケットコイル
金属をバネ状にしたコイルを不織布でつつみ並べて作ったマットレスです。耐久性と反発性が高いうえ、コイルが一つ一つ独立しているため、体のラインにフィットしてくれます。少し値段がする傾向はありますが、耐久性は抜群のため、ポケットコイルを使っているマットレスはおすすめです。
ウレタンフォーム
スポンジのような素材を使ったマットレスです。化学素材なので、硬さや反発性、耐久性をメーカーの自由にコントロールしやすいのが特徴です。固くなりすぎないため体のラインに合やすく負担が少ない寝心地になります。ウレタンフォームの中でも波型のプロファイルウレタンは体圧分散性が高く、より体にフィットしやすいのでおすすめです。
価格はウレタンの品質に大きく左右され安価なものもあるのですが、安いものだと耐久性が2-3年でヘタってしまうものもあるので注意が必要です。
ファイバー系素材
釣り糸のような素材を特殊な加工で絡め、固めることでマットレスにしているものです。通気性が高く水洗いもできるので衛生的な上、反発性も高い傾向にあるのでおすすめです。一方で、高価になりやすい割には耐久性は低く10万円を超えるものでも5-7年くらいでヘタってしまう可能性が高いので気をつけましょう。
ファイバー系やウレタンフォームだけのマットレスの場合、耐久性の面からコスパが悪くなってしまうので、ポケットコイルのマットレスか、ポケットコイルとウレタンフォームを組み合わせて作られているマットレスがおすすめになります。
マットレスランキング
以下ランキングはアフィエイトリンクによるPRを含みますが、実際に使用したり、細かく仕様を比較することで、高品質でコストパフォーマンスの優れていて、おすすめするべきであると判断されたものを掲載しております。寝心地、仕様、素材、構造、価格などを総合的に判断しておりますので、マットレス選びの参考にしてください。
1位:源マットレス_咲夜NoWay!
源マットレスは広島県のポケットコイル工場で作られています。様々な商品展開があり、どれも高品質な割に低価格と定評があるのですが、この咲夜noway!は源マットレスの中でも最上級の仕上がりになっており、気持ちの良いフィット感と反発性を実現しています。
ポイント
・ピロートップ使用で抜群のフィット感
・6.7inchと長めのポケットコイルを使うことでストレスのない寝心地
・2種類の硬さが選べる
基本情報
商品名 | 源マットレス_咲夜NoWay! |
素材 | ポケットコイル |
硬さ | 普通・硬め |
反発性 | 普通〜高い |
厚み | 27センチ |
生産地 | 国内 |
返品期間 | なし |
その他特徴 | 硬さや色が選べる |
サイズ展開 | シングル/セミダブル/ダブル/ ワイドダブル/クイーン |
価格 | 69,900円~ |
・無料返品お試し期間がないので、一度寝て試してみたいという方は慎重に選びましょう。
・シングルで33キロとかなり重い作りになっているため、搬入などに不安がある方は避けましょう。
ピロートップ仕様の場合、寝心地がよくなるのですが、材料が増え値段が上がってしまうのがネックでした。しかし、源マットレスの咲夜NoWay!は自社工場で制作していることもあり、構造の割に非常に割安で高品質のものが手に入るためにおすすめです。平均的な寝心地になっていますので、迷った場合はこちらを購入されると良いと思います。無料返品期間がないのでその点はご注意ください。
2位:ウェクセルマットレス
ウェクセルマットレスは「いい睡眠は明日を変える」というテーマのもと、国産で品質と素材にこだわって作られたマットレスです。プロファイルウレタンとポケットコイルの3層構造で、硬めの寝心地で寝返りが非常にしやすいと評判です。価格が少し高いですが、本来20万円前後のクオリティーのものが10万円以下で売られている印象です。
ポイント
・有名野球選手も使っているようなプロファイルウレタン構造を使用
・国内規格最高品質のポケットコイルを利用し安心の国内生産
・1つ1つの素材までこだわった作り
基本情報
商品名 | ウェクセルマットレス |
素材 | ポケットコイル +プロファイルウレタン の3層構造 |
硬さ | 硬め |
反発性 | 高反発 |
厚み | 24センチ |
生産地 | 国内 |
返品期間 | 120日 |
その他特徴 | 抗菌・防臭生地使用で衛生的 |
サイズ展開 | シングル/セミダブル/ダブル |
価格 | 95,000円~ |
・クイーンやキングなどの大きいサイズを探している方
マットレス硬め好きの方にはこちらをぜひおすすめしたいです。ポケットコイル+プロファイルウレタンを使った、国内生産のマットレスがこの価格は破格と言っても間違いありません。シモンズやシーリーと同等の品質のものが10万円を切って買えるのは非常におすすめです。高反発素材をふんだんに使い、高機能と言えますが、「柔らかくてふかふか」といった寝心地ではないため、ベッドに飛び込んだときの気持ちよさを求めたい方は避けたほうが良いかもしれません。
クーポン情報:クーポンコード「bestsleep_cp10」で10%OFF
3位:ムアツ マットレス 20年ムアツ シリーズ
昭和西川さんのムアツシリーズです。「西川」という寝具メーカーは昭和西川と西川産業の2つがあります。大谷翔平などが宣伝しているエアーは西川産業のもので、こちらは昭和西川製造のものです。エアーもムアツも点で支えるマットレスなのですが、実は昭和西川のムアツが元祖で、その後に西川産業のエアーができました。つまり、点で支える構造を自社でしっかり研究されて作られているのはこちらの昭和西川のムアツシリーズになります。
ポイント
・点で支えるマットレスの元祖で高品質
・点で支えることで自然な寝返りとスムーズな血流を実現
・3つ折りで軽く省スペース・移動が簡単
・20年ムアツという名前がついたランクがオススメ
基本情報
商品名 | ムアツ マットレス 20年ムアツ |
素材 | プロファイルウレタン |
硬さ | 柔らかめ‐硬め(複数あり) |
反発性 | 高め |
厚み | 8-10センチ |
生産地 | 国内 |
返品期間 | 90日 ※一部手数料必要 |
その他特徴 | 両面仕様で長持ち |
サイズ展開 | シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング |
価格 | 104,500円~ |
・シングルで10万円超えとかなりお高め
・お試し期間が90日と短いうえに、送料などがかかってしまう
・8-10センチと薄めなので、底突き感が気になるかも。
10万円超えと非常にお高めですが、この金額が支払えるなら一番のオススメです。プロファイルウレタンが点で支えてくれ、寝返り、寝姿勢ともに快適に過ごせる上、たくさんの種類があるので好みの硬さを選べます。多くて悩んでしまうかもしれませんが、サイトの硬さの☆マークを参考に選びましょう。基本的には商品名に20年という名前がついているやつがいいです。その中でどのランクにするかはお好みかなと思います。
ただ、どうしてもいいお値段してしまう上に、薄いのが気になる方もいらっしゃると思うので、その場合は2位のウェクセルマットレスが同じプロファイルウレタン仕様なのでオススメです。
4位:リネムマットレス
硬さと構造が違うウレタンフォームを3層組み合わせることで独自の柔らかさと反発性を生み出しています。特に1層目は「気持ちよさ」にこだわり、Souffair(スフエアー)というオリジナルのウレタン素材を使うことでもっちもちなのに高反発になっています。SNSでも卵を押しても潰れないと話題で、包み込むような寝心地になっています。
ポイント
基本情報
商品名 | Limne リネム |
素材 | ウレタンフォーム3層構造 |
硬さ | 柔らかめ |
反発性 | 普通〜高反発 |
厚み | 22cm |
生産地 | 日本 |
返品期間 | 120日間(返品送料も無料) |
その他特徴 | 関東圏のみマットレス引取サービスあり |
サイズ展開 | シングル/セミダブル/ダブル/ワイドダブル/クイーン |
価格 | 79,900円~ |
・大きく沈む寝心地が苦手な方
・同じマットレスを8年以上利用予定の方
柔らかめが好きで、もっちもちな気持ちいい寝心地をお求めの方にはおすすめです。「気がついたら寝ていた」という口コミもおおく、寝付きが悪い方は一度試してみる価値があります。ただ、使っていると思われる素材的に耐久性が高くない可能性アがあり、寿命は7年前後の可能性があるので、その点は注意してください。
5位:GOKUMIN_デュアルコイルマットレス
GOKUMINのデュアルコイルマットレスはユーロトップ仕様で高級感のある寝心地に仕上がっています。ポケットコイルとウレタンをふんだんに組み合わせることでコイルを感じない静音性とストレスフリーな寝返り、圧迫感の無い寝心地になっています。
ポイント
・マットレスの作りで最上級と言われるユーロトップ仕様
・通常の3倍程度のポケットコイル利用で堅田にフィット
・持ち手がついていてメンテナンスしやすい
基本情報
商品名 | GOKUMIN_デュアルコイルマットレス |
素材 | ポケットコイル |
硬さ | 柔らかめ〜普通 |
反発性 | 普通 |
厚み | 25センチ |
生産地 | 中国 |
返品期間 | なし |
その他特徴 | フランス産高品質ロレーヌ羊毛利用 |
サイズ展開 | シングル/セミダブル/ダブル |
価格 | 66,998円~ |
・無料返品お試し期間がないので、一度寝て試してみたいという方は慎重に選びましょう。
・素材の使用を見る限りでは耐久性が抜群というわけではありません。7-8年を目安に使うことをおすすめします。
・セミダブルとダブルが売り切れていることがときどきあります。品切れのタイミングがあるかもしれません。
GOKUMINはイタリアでデザインされていることもあり、非常に高級感のある見た目になっています。寝心地も見た目に劣らず、高級ホテルのような柔らかで体にフィットする寝心地になっています。返品無料期間がないのでためにしくいかもしれませんが、見た目も寝心地も大切にしたいという方におすすめです。
クーポン情報:6万円以上購入で15%OFFのクーポンをサイト内で配布していることが多いのでチェック!!
ランキングをご覧いただきありがとうございました。他社のランキングサイトとは少し違ったランキングになったと思います。これは実際に寝てみて、万人受けするか。コスパがいいかなどを考えて、ランキングにした結果になります。有名どころのコアラマットレス、NELLマットレス、エママットレス。なども非常に良いマットレスだとおもうのですが、コスパやクオリティーの観点で言うと今回のランキングに乗せたもののほうが優れているかなと思います。
もちろん、マットレスは人それぞれ合う合わない。商品によってメリット・デメリットがありますので、いろいろ試しながらベストなマットレスと探してみてください。